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尾之間温泉

おのあいだおんせん
尾之間温泉
モッチョム岳の麓の温泉です。共同浴場は木造のきれいな建物で,浴室も広め。足元自噴の湯船があります。コンクリートの湯船の底には玉石が敷かれていて、仕切壁には尾之間音頭が書かれています。登山客の利用も多く,登山の疲れを癒す足湯も設置されています。子宝の効能があると言われている温泉です。アクセスは空港よりバスで約45分。源泉温度44~49℃の単純硫黄温泉。入浴料は200円。湯は無色透明,わずかな硫黄臭が感じられ,味はほとんどしません。熱めの湯で,なめらかでつるつるとした肌触りが気持いい湯です。熱いので長湯できませんが,掛け流し状態で湯があふれている部分の床に寝ていると,湯が背中をほっこりと温めてくれて気持いいです。また,ここの温泉は,屋久島温泉へも引湯されていましたが,現在は,独自の泉源となっています。約300年前に尾之間地区で発生した疫病退散を当地にある温泉神社に祈願したと「尾之間棒踊り」という祭りに伝承されていることから,開湯はそれ以前だと考えられています。
施設名尾之間温泉
泉質単純硫黄泉
最終更新日 2011-01-30