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屋久島うみがめ館

やくしまうみがめかん
屋久島うみがめ館
北太平洋最大のアカウミガメの産卵地,永田いなか浜の前に立つ資料館。ウミガメの保護・生態調査と環境保全・啓発活動を行う施設で,剥製や生態などの資料を展示しています。館内にはウミガメについての書物,調査活動データ,グッズ等があり,スタッフが観察についての注意事項の説明も含め,ご案内して頂けます。うみがめ館では観察会は行っていないので注意が必要です。この地では5月~7月下旬の夜から明け方にかけて産卵のためにウミガメが上陸し,8月頃にふ化します。産卵時期のウミガメは光や人の気配に特に敏感で,子ガメも見学者から踏まれて砂の中から脱出できず死んでしまうこともありますので,興味本位や団体での観察は避けましょう。また,夜間車で浜の近くを通るときはロービームで通行しましょう。又,館内では随時,ウミガメ講習会等が行われています。ウミガメは,世界的にもはっきりした生態のわかっていない野生生物です。より良い保護対策や周辺環境について考える時,学術的な観点からも,基礎となる膨大なデータを集めなければなりません。屋久島うみがめ館では,標識装着,甲羅測定,上陸産卵等の時間計測,孵化率脱出率,砂中温度等の調査を行っています。
所在地鹿児島県熊毛郡屋久島町永田489‐8
開館時間9:00~17:00
休館日火曜日,12/26~1/3
入館料中学生以上:200円 小学生:100円 幼児,島内:無料
問い合わせ先0997-49‐6550 <電話受付時間 : 午前10時より午後5時まで>
最終更新日 2011-02-15